2017 J1-9 vsアルビレックス新潟(デンカビッグスワンスタジアム) -試練の始まり

競馬といえば・・・三連複

ガンダムといえば・・・黒い三連星

そして我らは・・・3連勝!

 

昨年の8/20以降、ホームで7連敗とお悩みのアルビレックス新潟。

しかしレイソルは2011/5/14から実に6年間もビッグスワンで勝てていない。

闇の深さが違うわ!

 

最下位の大宮が茨田のゴールで首位浦和を破る大金星!

これで浦和は停滞し、首位まで勝点4の6位。

 

今節の内容はアレでしたが、勝つことが大事。

この調子で連戦を勝ち抜きましょう!

 

ザ・田中角栄と言わんばかりのゴージャスなビッグスワン

 

アルビレックス新潟 - 柏レイソル

システム 4-4-2

手札はGK 桐畑,DF 今井 鎌田,MF 細貝 栗澤, FW ディエゴ ハモン。

DF,MF,FWに2名づつバランス良く揃っています。

前から後ろまで穴がなくなってきたということでしょう。

ハモン、桐畑が復帰した一方で、なんと小林がベンチから外れてしまいました。競争社会とは恐ろしいものです。

前半 0-1

のっけから新潟がボールを支配して押し込まれる展開。

 

一瞬の隙を突いて飛び出したクリスがファウルを貰い最初のチャンス。

FKはクリスが蹴ると思っていたのですが手塚が直接ゴールへ。

「蹴れば決める自信があった」と言う言葉のとおり見事なシュートでした。

 

しかしその後は攻守に走りつづける加藤(13:MF)、矢野(19:DF)と左右から襲いかかるホニ(7:FW)、山崎(9:FW)、ロメロ(30:MF)、チアゴ(10:MF)に圧倒される時間が続きます。

中央を固めるディフェンス陣と中村の好セーブで何とか無失点におさえて前半終了。

後半 0-0

開始早々クリス→伊東のゴール!!!!

かと思いきや先にラインを割っていたということで取り消し。

いいよクリス。

 

後半に入ってますます支配を強める新潟。防戦一方のレイソル。

手塚から細貝に交代して少し息を吹き返すもののホニのスピードを抑えることができません。

サンドバッグになりながら時折カウンターで仕掛けるも決めきれず。

 

大津がミートグッバイで離脱してハモンを投入すると、左サイドのプレスが弱くなってさらにホニがやりたい放題。

何度も中村のスーパーセーブに救われます。

 

ついには自陣の狭いスペースでボールを回して奪われる持病も再発。

 

もはや失点は時間の問題。これまでか OTL

そう諦めていた時・・・

 

ボールを

返せ!

 

突然覚醒する輪湖。(何がスイッチだったんだろう?)

魂のディフェンスで制圧されていた左サイドを押し返します。

 

カウンターもリズムに乗りはじめ、三たび息を吹き返したところで中川に変えて鎌田を投入。

そのまま守りに守って試合終了。よく走り、よく戦いました。

まとめ

決定力があればもっと楽に勝てたはず。

守るにしても「スーパーセーブで難を逃れて縦ポンで反撃」というのは心許ない。

浦和の様な鬼攻撃を攻略するにはもう一段上手くなる必要があります。

 

大津の離脱も気になるところ。ミートグッバイだとすると3週間は出られません。

カードも累積してきているのでオーバーターンも気になります。

そして今節から32日で9試合というYOSHIKIばりの過密スケジュール。

試練が続きます。

 

ただ、少ないチャンスで勝ち切った事は大きな成果です。

制圧しつつ勝ちきれなかった時は「少ないチャンスを活かした相手が上手かったんだ」と納得していました。今節はその逆パターン。

これは自信にしていいと思います。

 

課題は山積。それでも前を向ける一戦でした。

気になった選手&プレー

誰が何と言おうとMOMはコースケ

今日も神ってました。

次の試合まで中谷と中山に毎日車で迎えに来させていいレベルの大活躍。

何点防いだのかもう数えられないくらいスーパーセーブの連続でした。

ただ、ゴールを決めたフィールドプレーヤーはみんなに祝福されるのに、GKは誰も祝福してくれない。

むしろ「早くボール出して」くらい言われてしまう宿命。

なんか可哀想になってきた。

GKが活躍してるってことは守備が不十分と言えなくもない。

次節はGKが活躍しなくて済む試合になることを期待しています。

【追記】
DAZNの週間ベスト5セーブのうち3つがコースケのセーブになりました。DAZN J-9のベストメンバーにも選出。

 

大物の予感がする手塚

もっとおとなしい選手かと思ってました。

FKを蹴りたいと進み出て、本当に決めてしまう鋼の心臓をお持ちの様です。

自信を持てるくらいしっかり練習しているのですね。甘いマスクの裏で。

 

集中力もありそう。

昔野球をやっていたころ、腰からバットの芯へ力を伝えてミートするというのを練習した事があります。

手塚のキックはまさにそれ。一点にエネルギーを集中してミートするイメージ。

動いているボールに対してもそれをできるのがすごい。

後ろは大谷に任せてもっと前に出てもいいかも。

【追記】
DAZNの週間ベスゴールで4位に選ばれました。

走りつづけたクリスと寛斗

クリス : 走行距離でゲーム首位(11.791)、スプリントは4位タイ(25回)

寛斗:走行距離はゲーム2位(11.491)、スプリントは首位(30回)

走行距離と言えば新潟の加藤ですが、2人とも加藤を上回るトラフィック。

前線でゲームを作るために走りつづけていました。

(寛斗vs加藤の新婚対決は寛斗の辛勝ですね)

 

クリスは走って競って守ってと完全に復活しましたね。

やはり暖かくなると調子が良くなるのでしょうか。

ただ、フカす癖も完全に復活してしまいました。

前節はちゃんと枠をとらえてたのに...

一発決めれば波に乗れるはず。次こそは。

 

寛斗はプレスが十分効いていた様に見えたのですが、本人曰くあれでは不十分らしい。

もっとCBを下げさせなければいけないと。

そして次までに修正してくるそうな。

ルヴァンは小林、武富、ディエゴあたりが出てくると思うので次の出番はセレッソ戦でしょうか。

寛斗が前から完全に封じる展開は是非観たい。

ついでに今度は後半の生ゴールを観たい。

頑張れ寛斗。応援してる。

小池:芝生がふっかふかだね~ 寛斗:おひるねしよっか~(想像)

アルビレックス新潟の選手

ホニはやっぱりすごいですね。それほど大きい選手ではありませんが早さとフィジカルが共存しています。

レイソルと同じく外国人選手が攻撃の起点となる布陣ですが、それも加藤や山崎が潤滑油として機能してこそ。汗っかきの日本人選手は応援しますよ。

原はバネがありますね。玉際の強さが光ります。クリスがやり辛そうでした。(後半はかわしてましたが)

本間は久々の起用。アンの期待に応えるべくピッチに立ちますが流れを変えるには至らず。しかし長年チームを支えてきた一人。まだまだ現役でやれることはあるはずです。

矢野はちょっと... 輪湖にヒジを入れた上に起こすフリして引きずり回してました。カードじゃないのあれ?

ロングスローから矢野経由のホニ or 山崎の精度が高く、何度も肝を冷やしました。

チーム全体が攻撃的でなぜ下位に甘んじているのか謎です。

ピッチ外のあれやこれや

アンヨンハ元選手の引退セレモニー

綺麗な奥さん。幸せそう。

試合に先立ってアンヨンハ元選手の引退セレモニーが行われました。

パッパラー河合さんのブログによると"アンヨンハッ"だそうです。

最後は横浜FCで引退したと聞いていましたが、こうしてビッグスワンでしかもレイソル戦でのセレモニーを実現できるあたりに人となりが見えてきます。

レイソルゴール裏からはアンヨンハのチャント。

おそらくレイソルゴール裏にとってもアンにとっても今生で最後のチャントでしょう。彼の人柄を表すような明るく軽快な曲調が胸に染みます。

奇しくも彼から17番を引き継いだ手塚が決勝点となるJリーグ初ゴール。これ以上無い演出となりました。

ゴール裏からみた姿はhitachidai.netさんの動画で。スタジアム側からみた表情は日立台広報日記に写真が掲載されています。(いい写真です)

セレモニーに先立ってトークショーがありました。

注目の選手は?との質問にアルビレックス新潟の本間(15:MF)と柏レイソルの大谷をあげ、「チームを引っ張っている存在。頑張ってほしい。」とエールを送ります。

少し言いにくそうに北朝鮮籍で苦労もあったといいます。しかし国籍と人は関係ないということを彼は教えてくれました。

顔ちっさ!背たかっ!スタイル良すぎ! 案の定まわりの女子がうっとりしてました。

最後に「大変な時期もあったけど、サポーターやチームメイトの声が支えになってここまでやってこれた」と噛み締める様に語るアン。その表情には感謝の気持ちが現れていました。

(セレモニーでも辛いときは自分のチャントを口ずさんで頑張ってきたと話していました。)

今後は後輩や子供達の夢をかなえる応援をしたいとのこと。これからも頑張って下さい。

初めてのバスツアー

今回の移動手段は西鉄旅行さんの柏レイソルオフィシャル応援ツアーを利用しました。

「御一行様」の隣に細貝のサイン付き。ゲームに勝つと帰りに貰えます。

結論から言うと大正解でした。

電車で行くより大幅に安く、自分で車を運転するより楽。

交通に難があるスタジアムに行くならお勧めです。

窓が広くて新幹線より眺めがいいかも。

往復6ヶ所のサービスエリアでトイレ休憩をしながらのんびり敵地へ向かいます。

GW2日目でしたが渋滞は全くありませんでした。

福島県のSAから観た磐梯山。天気がよくて気持ちよかった。

バスの中のすごし方は基本的に自由。

私はほとんど寝てました。

クイズでは2位タイ。じゃんけんで負けて3位になったものの大津選手のサインをゲット。

「添乗員さんがじゃんけん強すぎる問題」はあったものの終始和やかで楽しいツアーでした。

大津のサインゲット。軽傷であることを祈ります。

トイレが無い夜行バスで地獄をみたことがあるので不安もあったのですが、申し出れば近くのSAに止まってくれるとのこと。

ジュビロ戦と鹿島戦でも利用することになりそうです。

新潟はご飯と酒がおいしいという噂は本当だった件

何を食べてもおいしい。

これはいかん。食べすぎてしまう。

佐渡の角煮みたいなやつ。トロットロ。

 

鮎の塩焼き。骨まで柔らかい。

 

「あぶらげ」というでっかい油揚げ。ネギ醤油でシンプルにいただく。

この他にも日本酒ベースの割ものやらたれカツカレーなどなど全部で6品いただきました。

天気もよく目の前には水場と公園。

サッカーを観に来たことを忘れてしまいそうな至福の時間でした。

次はルヴァンカップ GR3戦 ジュビロ磐田(日立台)

ルヴァンカップではFC東京相手に3-1、リーグ戦でも鹿島相手に3-0と共に快勝のジュビロ磐田。

得に小川(18:FW)はFC東京相手にハットトリックを達成するなど注意が必要です。

リーグでも2得点のムサエフ(8:MF)、中村(10:MF)、川又(20:FW)、川辺(40:FW)に1得点の森下(35:MF)、アダイウトン(15:MF)と、FW&MFがまんべんなく得点しています。これらの選手がルヴァンターンに回ってくると厄介。

ジュビロ磐田の波状攻撃に飲み込まれるのか、はたまた更なる成長で完封するできるのか。

次節もホーム日立台で見届けようと思います。

 

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