神戸戦から中3日。
平日ど真ん中の水曜日にリーグ戦。
それでも1万人近いサポーターが集まりました。
神戸戦に続き連勝なるか。
気温も湿度も高く、スーツではきつい。こんな日はかき氷で体を冷やしながら観戦しましょう。
柏レイソル 0-0 サガン鳥栖
フォーメーション 4-4-2
怪我の手塚に代えて小林がスタメン入りした意外は神戸戦と同じ布陣。前節は空回りするも前線を活性化させたボギョンに期待がかかります。
手札はGK 桐畑、DF 鎌田 古賀、MF 細貝 武富、FW 大津 ハモン。
古賀が久々にベンチ入りです。厳しいオーバーターンを乗りきるには欠かせない存在になるでしょう。ACLを見据えて出場機会を増やしてほしい。
前半 0-0
お互い安定した守備と早めのプレスで決定機を作れない流れ。
レイソルはサイドを切り替えながら堅実にラインを上げていく。
鳥栖もコンパクトにラインを保ったまま簡単には振り回されない。
教科書どおりの展開。
これはこれで緊張感があっていいかな。
などと余裕をぶっこいていたら突然のピンチ。
右サイドを駆け上がってきた原川(4:MF)の絶妙なクロスに中央から詰め寄ったイバルボ(32:FW)がドンピシャで合わせる。
が、ゴール正面50cmの距離で外すw
ほぼ90度に跳ね上がったシュートはそのままゴールの上へ。
危なっかしいなー
中央には豊田(11:FW)も詰めていましたし、左右にも2人づついました。
ディフェンス薄いよ!
前節に引き続きディエゴがフィジカルとミドルでゴールを狙うも得点には至らず。
後半 0-0
ボギョンが最前線でチャンスを作り出す。
ボギョンからクリス。ボギョンからディエゴ。
得点には一歩及ばないもののいい流れを作り出す。
と余裕をぶっこいていたらまた原川。
センターラインあたりから原川が右サイドのイバルボへ絶妙なフィード。
イバルボはワンタッチでゴール前の趙(9:FW)へ。速い!
中谷の好セーブでボールはゴールを剃れましたが肝を冷やしました。
速い展開を見せられて対抗意識を燃やしたのか、今度はセンターラインあたりから小池が思い切った縦のフィード。
これにスピードスター伊東が合わせて単独での突破を試みる。
三丸(3:DF)を置き去りにし、キーパーもかわし、後は打ち込むだけという状況でなぜかフかすw
おしいなー。
小林→ハモン、輪湖→古賀と前線に重心を置く布陣に替え、大谷→細貝へリフレッシュしても得点には届かず。
逆にディエゴとボギョンが2枚目のカードで退場し、9対11の不利な状況に追い込まれます。
しかし粘り強い守備で大きく崩れることもなく、勝点1を拾って試合終了。
まとめ
8枚のカードが出る大荒れのゲーム。
PAでのクリスへのファウルは採ってもらえず、全体的に厳しいジャッジでした。
そんな中、最後まで積極的に前に出て行こうとする下平監督や選手達。自然と応戦したくなります。
ポストプレーをもうちょっと磨いてほしいな。
クロスはよく上がっているので押し込むところももう少し。
しかし負けたわけではありません。
正面からぶつかった結果。
文字通り『相打ち』です。
この勢いを次節につなげましょう。
気になった選手&プレー
前線を動かすキムボギョン
いやー 彼は前線を活性化していますね。
まわりのポジショニングを見て足りないところを埋めるプレーが目立ちます。
寛斗はコンタクトが少ないスペースで待ったり、急所に一瞬で入り込むのが上手い感じ。
対してボギョンは選手と選手をつなぐスペースに入るタイプ。激しいコンタクトも厭わない。
ディフェンスのコンタクトが激しい場合はボギョンの方が前線の流れを作りやすいかな。
スピードで魅せる伊東
しばらくは右サイドからクロスを上げてばかりだった伊東。
今節は単独突破で魅せてくれました。
ボールを持ったままでも相手ディフェンスより速く走れるのね。
ゴールこそ逃したものの、圧倒的なスピードでスタジアムを沸かせます。
鳥栖の選手
原川はやっぱり要注意。
原川には開幕戦でも押し込まれているので嫌なイメージがある。
川崎から期限付き移籍していきなりスタメン入りするあたり、実力は本物でしょう。
前半に原川が作り出した決定機はほんとに危なかった。クロスというよりはイバルボへのトス。
鳥栖だけにトスはお上手ってか。やかましいわ!
三丸も(2:DF)も嫌な選手でした。(褒め言葉です)
伊東のやや左前にポジショニングしてスピードを消してました。
後半、伊東にぶっちぎられた場面でも最後まで食い下がって諦めませんでした。
上背はありませんがなかなかのファイタータイプ。
敵ながら応援したくなります。
ピッチ外のあれやこれや
鳥栖サポの皆様、平日のナイトゲームにようこそ。
仕事を休んではるばる鳥栖から来ている人も多いことでしょう。
お世辞にも「多数のご来場」とは言えない。しかし間違いなくJリーグを盛り上げている人達。
チームは違えど共にサッカーを楽しむ仲間。
一緒にJリーグを盛り上げていきましょう。
ガラの悪い小学生が増えている件
クリスとの激しいコンタクトで立ち上がれなくなったミンヒョク(5:DF)。
そのミンヒョクに罵声を浴びせる小学生のグループ。
「さっさと立てよ!」「寝てんじゃねーよ!」
おぞましい。
彼らは分別がつくまでサッカーを観るのをやめるべきだ。
きっと原因は大人にもある。
最近ゴール裏のブーイングが酷い。
ブーイング自体はリスペクトみたいなところがあるので一概に悪いとは言えないけど、「敵にはどんな態度をとってもよい」という誤解を招いている。
なんとかならないものか。
“『相打ち』 J1-21 サガン鳥栖(日立台)” への1件のフィードバック