Androidの電池を長持ちさせる9つの方法

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AndroidはおサイフケータイやGoogle系のアプリがデフォルトで利用できるなど実用性を優先するユーザーに人気があります。

ただ、2014年以降に発売されたモデルではバッテリーの消耗が激しいのが難点。フル充電しても1日持たない機種もあります。

いざという時に電池切れにならない様に節電設定は必ず実施しましょう。

バッテリーが持たない原因

バッテリーが持たない主な要因は(1)バッテリー自体が劣化している (2)デバイスが無駄に消費している (3)アプリが無駄に消費している の3つです。

バッテリーが劣化している

バッテリーが劣化する原因は電極の劣化です。電極は熱と充電によって構造が変化するため高温の場所に置いたり充放電を繰り返すと劣化が早くなります。

デバイスが無駄に消費している

AndroidにはBluetoothやGPSなど多くのデバイスが搭載されています。これらの物理デバイスが稼働するとバッテリーを大量に消費します。

アプリが無駄に消費している

Androidは同時に複数のアプリを実行することができます。一度起動したアプリは「戻る」ボタンで停止しない限り見えないところで動作しています。

また、「同期」機能などのバックグラウンドプロセスというプログラムも稼働しています。

これらのアプリケーションが大量に起動している場合ばバッテリーを激しく消耗しています。

バッテリーの消費を減らす方法

バッテリーの劣化を防ぐ

バッテリーの劣化を防ぐには高温を避け、充電回数を減らす必要が有ります。また、過充電(満充電した状態でさらに充電する)を避ける必要があります。

  • 真夏の車内など、高温な場所に置かない
  • 残容量が20%以下になってから1回で充電する
  • 充電は95%でやめる

使用しないデバイスを停止させる

WifiやGPS、画面回転、テザリング、Bluetoothは通常は使用しないはずなのでオフにしましょう。ディスプレイの明るさも操作に問題がない程度に暗くしておけばかなり電池の持ちは長くなります。

Android4.2以降の場合は画面の上部からスワイプするとデバイスのオン/オフを変更できます。

  • 使用しないデバイスは基本的にオフ
  • 画面の明るさはできるだけ暗くする

アプリのバッテリー消費を減らす

アプリのバッテリー消費を減らすのは面倒ですが効果が大きいのでお薦めです。

  • 使っていないアプリは終了させる
  • 常駐アプリはブラウザのショートカットに置き換える
  • 同期をオフにする
  • ニュース等のウィジットは使用しない

マルチタスクボタン(無い場合はホームの長押し)を押すとマルチタスクとして起動しているアプリが表示されます。使っていないものはスワイプして終了させます。

FacebookやTwitterなどの定期的に通信を行うアプリはバッテリーを大量に消費します。専用アプリを削除してブラウザのシュートカットを使用することでバッテリーの消費を抑えることができます。

 Firefoxの場合「メニュー」-「ページ」-「ホーム画面に追加」でWebサイトへのショートカットをホームに置くことができます。FacebookやTwitterはログオンした状態でショートカットを作成しましょう。
ちなみにページをそのままホーム画面に追加するとサイト名がそのままショートカットの名前になります。ショートカット名を変更する場合は一旦ブックマークに登録してサイト名を変更してからホーム画面に追加します。

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メールやカレンダーの同期や通知も定期的な通信が発生するためにバッテリーを大量に消費するので停止します。

同期は「設定」-「データ使用」のメニューにある「データの自動同期」のチェックを外すことでオフにできます。通知は「設定」-「アプリ」で通知を停止したいアプリを選択し、「通知を表示」のチェックを外すことでオフにできます。

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時計やニュース、天気を表示するウィジットも常にバッテリーを消費します。時計はホームの上部に表示されている時刻、ニュースはその都度ニュースアプリから起動、天気はYahoo天気へのショートカットに変更します。

節電を支援するアプリ

節電アプリは使い方がわかりやすいのですが、多機能な節電アプリはそれ自体が常駐してバッテリーを消費してしまいます。

また、アプリを強制停止するタイプの節電アプリは逆にバッテリーの消費が多くなることも有ります。

そこで、最初だけ手間が掛かりますが「タスクキラーアプリ」で常駐アプリを最適化する方法をご紹介します。

シンプルタスクキラーの機能

シンプルタスクキラーは起動しているアプリを一覧表示してアプリごとの設定を変更したり強制停止させるアプリです。

シンプルタスクキラー自体は常駐しないため使う時だけ起動する事ができます。

起動しているアプリを調べる

まずは起動しているアプリの一覧を確認して、ウィジットや使わないアプリが無いか探します。そのようなアプリを見つけたら無効化するかアンインストールすると良いでしょう。

通知をオフにする

上から順にアプリを選択して「アプリ情報」を開き、「通知を表示」のチェックを外します。

LINEやIP電話アプリの様なリアルタイム性のあるアプリ以外は全て通知をオフにして問題ありません。

最終的な常駐アプリを確認する

最後に1,2分待ってから「更新」ボタンを押して最終的な常駐アプリを確認します。

このアプリがあなたにとって最低限必要なアプリです。これ以外のアプリが起動していたら積極的に強制停止させましょう。


 

今回はとりあえず即効性がある方法だけご紹介しました。この他にも複数のアプリを一つにまとめたり、専用アプリをやめてWebアプリにすることでバッテリーの消費を抑える方法があります。みなさんの利用状況に合わせてより効果的な節電方法を試してみて下さい。

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